田中 茂裕

代表取締役

神奈川県横浜市出身

寝る時は528Hzを聞いて寝ています。毎月100km走ってます。

− 代表取締役って、どんなことをしているんですか？

あたりまえの話かもしれませんが…、経営に関する業務全般を担っています。例えば、会社の仕組みづくりや営業活動、市場開拓、経理に広報、採用などなど…多岐に渡ります。そういった仕事がメインではありつつも、元々がデザイナーやディレクター職だったこともあり、他のメンバーと同じように案件のディレクションやプロデュース、企画なども行っています。腕も感度も鈍らないように、新しい技術習得のためにこっそりと自習もやっています。

− 会社として大切にしていることは何ですか？

現在の組織や、自分の価値観をつくる軸となったプロジェクトやできごとは数多く思い浮かびますが、全ての共通項として、決まった仕事の+αのチャレンジをしたときに成果があったことが印象的です。お客さんに喜んでもらえた仕事は、それだけでも100点なのかもしれませんが、決まった枠に捉われず、お客さんに驚きや新しい気付きを感じてもらうことで、それ以上の成果を出すことができます。その+αの気持ちがあったからこそ、その次のお仕事や面白い未来に繋がっていると確信しているので、いつどんな仕事も、そういうチャレンジングな姿勢で取り組むようにしています。

− 採用において求める人物像は？

「継続は力なり」といいますが、最初は苦手なことでも継続的にやっていけば必ず得意になると信じています。僕自身が、初めて何かを始める時には、周りから難しいよと、できないことが大前提の批判を受けることがよくありました。そんな中、練習を重ねるたびに成長し、最終的には成長してきた経験が幾つもあります。その体験で得た価値観が根底にあるのだと思います。

こういった経験値や考えから、セルインタラクティブでは、デザインとは異なるバックグラウンドで、何か継続的に取り組み、成し遂げてきたことがある人を積極的に採用するようにしています。未経験者の採用を積極的に考えているのは、こういった背景があります。もちろん、昔から得意なことを続けて成果を出せることは素晴らしいことだと思っていますし、どんな事柄だとしても、続けることができる力とマインドが大事だと思っています。
継続すると良い事も嫌なこともありますが、続けていった先にある喜びや感動を分かち合える仲間が一人でも増えたらいいなと思っています。

− これからのビジョンを教えてください

日本は世界の先進国に比べて数年遅れているとよく言われますが、いまから10年も経てば、日本も大きく変わっていると思います。僕が思う10年後の世界全体の未来像は、今よりもさらにいろんな生き方がある多様化した社会の台頭です。一つの組織にずっと居続けなくとも、つながりや関係性が分散され、競争化社会と二極化社会とは異なる生き方の領域が、さらに確立していくように感じています。

セルインタラクティブも含めどんな企業もこれまでの体質をどこかで脱皮するときが、必ず訪れると想像しています。ですが、少なくとも、私たちの行なっていることは、これまでと変わらず、あらゆる企業やブランドと呼応しながら、デザインやクリエイティブを通して提供していく存在であり続けるのだと思います。（いまのところは）

そこで必要となるのは、出会いやご縁のあった人の喜びや幸せ、成功や成長に、価値貢献するという初心を忘れないということです。同時に、時代はどんどん変わり、人々や企業も年を重ねていくもの。どんな時代でも一歩先の社会や時代を予測して、研究し、飛び込んでみること。そして、新しい世界で共に成長し合い、楽しみながら新しい情報をキャッチアップして、少しだけリードしていけるような存在でありたいと思っています。

− そのために今心掛けていることは？

そういった成長や変化を実現化するために、日々自分自身が変わることをまずは大事にしています。また前例主義や古い価値観を更新し、既成概念を見つめ直すこと。新しいことを基準とした価値観を軸とすると、古いことや古い考えに対して、違和感を覚えることができます。その違和感は、間違いなく明るい未来のためのヒントだと信じています。

セルインタラクティブは、デジタル領域…というかたちで事業をスタートしましたが、当時からデジタルなんてものは当たり前の世の中になると思っていました。現在では、現実社会に生きる人々にとって、以前よりも当たり前になっている今日この頃だと思います。技術の進歩が人々の日々の瞬間を変え、社会構造を変えていくと考えています。そんな変化の激しい現在、一つひとつのプロジェクトや機会、時間を無駄にすることがないよう、未経験なことに対しても常にチャレンジしていきたいと思います。そして、過去の自分よりも先に行けた自分、仲間たちやお客さんと喜び合えることが、いつどんな時代においても、大切な在り方だと心がけています。

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