Member interview|大塚 未来(アートディレクター )
Recruit
2024.12.28

大塚 未来
アートディレクター、コピーライター、イラストレーター
2020年入社
神奈川県出身
おやつを食べていると、すごく集中できます。どうしても仕事をしたくない気分の日は、自分でおやつを机に置いて、自分を釣っています(笑) チョコとグミが好きです。
ー転職した経緯を教えてください。
前職はラッピングメーカーの企画職として働いていました。商品デザインをはじめ、SNSやECの企画・運用まで担当しており、ある時セルディビジョンから問い合わせを受けたことがありました。当時は、EC担当者として日常的にお客さんの属性を調べていたので、色々と調べているうちにセルディビジョンに興味を持ちました。神奈川出身でいつか横浜で働きたいと思っていたのと、ブランディングという「世界観を作る仕事が向いていそう」と知人に言われていたこと、EC運用を行っていてWebに関わる仕事をしたかったということもあり、セルディビジョンの募集開始を待って転職活動を始め、まずインタに応募をしました。履歴書や志望動機に想いを乗せたところ、選考に進めることになりました。この履歴書や志望動機の文章がきっかけで、「この人はコピーが書ける」と思ってくれたので、奇跡的にコピーライティングの仕事もするようになりました。
ー未経験の転職で、不安はなかったですか?
入社当時懸念していたのは、私にはグラフィックデザインの経験がほとんどなく“ポートフォリオが強くない”デザイナーだったことです。美大卒ではありましたが、建築・ランドスケープ専攻で、前職はほぼ企画の仕事がほとんどだったので、私のようなグラフィックデザインの経験がすくない人でも活躍できるのかは、本当に不安でした。今も未熟だなと思うことも少なくありませんが、いろいろな才能に気付かせてくれたことにとても感謝しています。
現在は、ディレクター・コピーライター・イラストレーターと多岐に渡る職務を担っています。ディレクターとしては、お客さんとの折衝から、見積り出し、スケジュール作成・進行管理といったPM的な仕事を通して、デザイナーと一緒にクリエイティブの方向性を見出します。今はこの業務が一番多いかもしれません。お客さんの思いとデザイナー・パートナーをつなぐことで双方が納得がいくものになっていく過程や、みんなが「良いプロジェクトだった」と思ってくれることがやりがいです。納品時にスムーズな進行やクオリティの高い納品物をありがとうと言ってもらえると、頑張ってよかった…!と感じます。
ーコピーライターのやりがいとは?
私にとってコピーライティングは、色んな業務の中で一番奥深いと感じる仕事です。私のつくった言葉が世の中に出て、誰かの感情や人生をほんの少し変えているかもしれない。会ったこともない人の、心を動かしたり、人生の選択を変えるかもしれないって、すごいことです。つくるのは、Webサイトのコピーや、採用コンセプト、企業理念、インタビュー・座談会記事など。取材や会話を通して、お客さん自身が気づかなかったその会社・仕事の魅力を言葉に昇華できたときにやりがいを感じます。提案で感動して涙を流してくださったお客さんのことは、たぶん一生忘れません。言葉って、義務教育がある日本では誰でも話せるし、つくれる。だからこそ、シンプルに言葉で心を動かすコピーライターって本当にすごい仕事ですよね。
ーあなたの強みはなんですか?
たぶん、「世界観作り」かなと思います。だから、強みを発揮できる、企画やコピーライティングの仕事が比較的得意なんだと思います。提案のときはいつも不安でいっぱいなんですが…。笑
最近は、映画や漫画やアニメなど、細部まで世界観が作り込まれている作品が好きになりました。逆に、世界観が重要そうな作品で細部に手を抜いてるクリエイティブを見ると、かなり気になってしまってストーリーが頭に入ってこないこともあります(笑)
ー今後のビジョンは?
広い視野で社会全体を見て行動できる人になりたいです。そういった思考が根底にあるクリエイティブが個人的にいいものだと感じるし、これからの時代、社会全体を見て思考できる人じゃないと活躍していけないんじゃないかと思うからです。また、今は個人や会社を強くするブランディングの仕事が多いですが、社会全体の在り方や考え方とか、そういうものをもっと変化させられるような仕事や活動もしていきたいです。
それから、創造する仕事って、何歳になっても遊び心が大切だと思うんです。だから、いくつになっても「遊ぶ」をちゃんと真面目にやりたいです。
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