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業界のイメージを変えてゆく。外国人技能実習生と企業を繋ぐ、オアシス協同組合のブランディングエピソード(後編)

2023.4.27

セルディビジョン・セルインタラクティブによるブランディングエピソードの後編です。
ブランディングエピソードとは、セルディビジョングループのメンバーと、企業の代表の方や担当者の方と共に振り返る企画です。

前編に続き、外国人技能実習生と企業の架け橋として技能実習生受入事業や、特定技能外国人受入事業等を行なう、オアシス協同組合のブランディングエピソードを紹介します。

前編では、オアシス協同組合がブランディングを始めたきっかけや、CI完成までの道のりをご紹介しています。
セルディビジョンHPよりご覧いただけます。【前編記事はこちら】

後編は、Webサイトの制作、そしてオアシス協同組合のこれからを、オアシス協同組合 代表理事 倉益さんと共に振り返ります。

 

 

 

Web

ロゴデザインの世界観で明るい印象のWebサイトに。

CIが完成したことで、オアシス協同組合のビジョンやトーンが定まり、オアシス協同組合の社内でも徐々に意識の変化があるなか、Webの制作が始まりました。
ロゴデザインの印象をサイト全体に散りばめたデザインに、写真はどれも外国人技能実習生が日本で働き輝いている姿にこだわって撮影したもの。倉益さんからの「外国人技能実習生が日々の暮らしを投稿できる『実習生の暮らし』コンテンツは、写真をロゴの宝石の形に切り抜くのはどうか」という提案も取り入れた、まさにセルとオアシス、二人三脚で作り上げたサイトです。

 

 

 

 

座談会コンテンツがもたらした、業界イメージを変える機会。

Webサイトのリリース後、「サイトを見て問い合わせた」「サイトが素敵だったから求人に応募した」という声がかなり増えたそうです。特にインパクトがあったのは、企業・外国人技能実習生・オアシス協同組合による「スペシャル座談会」。このコンテンツを通して、技能実習機構や外国人雇用センターなどから座談会記事の内容で登壇してほしいと依頼があり、倉益さんは何度か登壇されました。「登壇によって業界に明るい風を吹かせていると感じられた。Webサイト制作が始まったとき、座談会コンテンツを提案してもらってよかった。」と倉益さんは話します。
セルディビジョングループが座談会コンテンツを提案した理由は、“想いを繋ぐ”がWebサイトのキーワードだったから。他社が行なっていない「企業×実習生×組合」を軸にした、繋がりを表現できる座談会コンテンツにすることで、本質的でリアルな声が発信できるのではないかと考えました。
ブランディングを始めた当初から目指していた、「業界イメージを変える」という目標に大きく貢献したコンテンツです。

 

 

 

 

これから

お客さん・クライアントという関係ではない、共に新しい業界イメージを作るパートナー。

Webの制作も終え、一度は区切りのついたブランディングですが、ブランディングに終わりはありません。今後も、業界イメージを変えていくという目標に向けてさまざまなことに挑戦したいと話す倉益さん。「外国人技能実習生の活動の様子を紹介するコンテンツを増やしたい。それから現場で働く外国人労働者と一般の日本人の人達との交流の場を設けるなど、一歩踏み出したコンテンツをサイトに作り込みたいですね。まだまだ業界には暗いニュースも少なくないので、業界の良いニュースを発信しつづけたい。発信も我々が顔を出すのではなく、キャラクターを使ったりとか。あとは実習生の写真を使ったカレンダーも作りたいし…。」とさまざまな今後の希望を語ってくださいました。

 

 

オアシス協同組合の活動を良い形で世の中に広めていくことで、もっと明るく大きな業界にしていきたい、という想いを聞き、わたしたちも共にそんな未来を目指していきたいと感じました。