國見幸加です。
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2024.4.1
こんにちは!現在、セルインタラクティブでアルバイトとして勤めています、國見幸加(さっちゃん)です。
多摩美術大学情報デザイン学科に在籍し、IT系の知識とデザインの知識を融合してプログラミングを使った体験型作品やWebサイトなど、幅広く制作しています。大学での学びを活かし、インターンやアルバイトではプログラミングの講師や映像制作、Web制作に携わっています。週末に銭湯巡りやF1観戦をするのが趣味です。
現在、就活や大学の授業がある中で、週に1〜2回のペースで働いております。セルインタラクティブの皆様は、スケジュールの調整など柔軟に対応していただき、心から感謝しています。
また、イベント告知動画の作成やFigmaでのWebデザイン制作、映像用の素材作成など、様々なことにチャレンジできる環境を提供していただき、大変感謝しております!最近、業務の中で制作したものをSNSで拝見し、大きなやりがいを感じました。これまで大学内や身内の人から自身の制作物を見て感想をもらうことはありましたが、外部の知らない人に見てもらうことは少なかったため、多くの人に見ていただけたことが嬉しかったです。今後も、見てくれた人からの声や反応を励みに、制作のスキルを更に高めていきたいと考えています。
同時に、自身の作品がセルインタラクティブの制作物として発信されることを意識し、細部まで責任を持って業務に取り組んでいきたいです。
そんなことを考えているうちに、アルバイトとして働き始めてから1ヶ月が経ちました。もともと横浜にある制作会社さんとして以前から印象に残っており、コニカミノルタプラネタリウムやメ〜テレのWebサイトがどうやって生まれたんだろう…!と気になっていました。そんな中、運がいいことにセルインタラクティブでアルバイトとして働いている友達が声をかけてくれて、働く機会を得ました。
一緒に働かせていただく中で、仕事の速さや細部への集中力、デザインスキルの高さなど、高い制作能力をそれぞれのメンバーの方々が持ち合わせていると感じました。また、これまで多くのアルバイトを経験してきましたが、セルインタラクティブは特に活発に声掛けや話し合いが行われており、賑やかな印象です。他のメンバーと連携を取ったり、何かあればお願いができたり、そういった繋がりが頻繁に生まれる、とても働きやすい職場だと感じました。「価値を見つけ、 つくり、高め、つなげる。そして、ファンを増やす」ことを大切にする中で、それぞれのメンバーがものづくりの姿勢でファンを作れるような、かっこいい人がたくさんいる職場です。就活をする中で、「将来どんな人になりたいですか?」という質問の答えがまだ曖昧で、正直よくわかっていないのですが、「将来こんな人になってこんなものづくりがしたい」の参考になりそうな方々を、セルインタラクティブの中でたくさん見つけられる気がしています。
ここからは、せっかくなので、私がものづくりに興味を持ったきっかけを書ければと思います。
ものづくりに本格的に興味を持ったのは、高校生の時に参加した夏休みのプログラミングキャンプがきっかけです。openFrameworksというツールを使って打ち上げ花火のグラフィックをプログラミングで作りました。デジタルを使ったものづくりの幅広い可能性や、単純にカッコいい、といった理由でデジタルを使ったものづくりが好きになり、その後も独学でサウンドと連携するVJのような作品や、センサーを使ったインタラクティブアートを作りました。ただ、制作を重ねていく中で、技術や見た目を意識した作品を制作してしまうようになっていきました。当時は誰かに自分の作る作品を認めて欲しいという気持ちが先行しすぎていたんだと思います。留学に行ったり、ボランティアをしたり、人に話せるような素晴らしい経験をしている同年代が多くいる中で、何もしていない自分にかなり焦っていました。とにかく人に認めてもらえるようなものを作らなければ、と思って技術や見た目に頼ったものづくりをしていました。そのため「どうしてこれをつくったの」「なんのためにこれを作ったの」といった動機についての質問に答えることができずにいました。見た人にとって、作品に狙いや意図を感じられなければ、ただのプログラムが作動しているデモ動画のように感じられたと思います。
結果的に自分が作る作品に意味や価値を見出せなくなるようになりました。この失敗を踏まえて、技術や見た目だけに頼らない作品を作ることを意識するようになりました。鑑賞者にどう感じて欲しいのか、どうしてそれを感じて欲しいのかといったことを考えるようになり、多くのものに好奇心を持つようにもなりました。
今後も、これを作る意味って何だろう、と考えた時に手が止まってしまうことはあると思います。そんな時に、セルインタラクティブのバイトの中で得た、他の人からの反応や、ワクワクして誰かと一緒にものづくりをする楽しさを信じて、ちゃんと人の心に届くようなモノづくりと向き合っていきたいと思います。
まだまだ失敗が多かったり、未熟な部分もありますが、今後ともよろしくお願いいたします!